会社案内
ヨーロッパバイオガス化事業

事業紹介
2020年4月、Herriard Bio Power バイオガス化事業を開始
イギリス、ベージングストーク近郊のヘリアードで バイオガス化事業を開始しました。

生物学的プロセスであるバイオガス化により、年間50,000トン以上の食品廃棄物や農業残渣を原料として有効に利用することができます。

年間1,000万kWh以上の電力(2,200世帯相当)及び3,500万kWh相当のバイオメタンを供給します。
また、ヘリアード近郊の地域農業に年間数千トンのメタン消化液を無害化してバイオ肥料(認可取得:PAS110)として供給しています。

事業の特性
2,200世帯に
電力を供給年間1,000万kWhの再生可能電力を供給
年間3,500万kWhの再生可能エネルギー(バイオメタン)を供給
毎年50,000トンの食品廃棄物と農業残渣を有効利用
プラント電力は
全て自給し
外部電力不使用地元の農業用に
PAS110※認定
バイオ肥料を生産
※英国規格
食品廃棄物をグリーンエネルギーに変換
Herriard Bio Powerは、包装された食品を含む幅広い食品廃棄物の受け入れが可能です。高度分別機によって包装容器と有機物を高度に分離して、有機物をバイオガスに変換します。分離した包装容器は洗浄を行い、燃料として利用されています。 Herriard Bio Powerは、地方自治体、食品製造業者、食品包装業者、小売業者、飲食店業者、ホテル等接客事業者等、様々な事業者で発生する食品廃棄物を回収し、有効に利用しています。

技術紹介

プラント外観

事業の持続性(経済性)
本事業は、AVIVA/HORUS※による厳正な審査を経て投資認可された事業であり、事業収益性のほか、環境、社会問題への貢献を高く評価されています。
※AVIVAは、イギリス・ロンドンに本社を置く最大手の保険会社で、ESG投資(環境投資)を積極的に行っています。
事業投資額 | 1,675万£(ポンド) |
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プロジェクトIRR(20年) | 15% |
事業年度(年) | 1〜5 | 6〜10 | 11〜15 | 16〜20 |
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事業のEVITDA(万£) | 1,800 | 1,800 | 1,800 | 460 |
※当該事業では、FIT(固定買取制度)の期間が15年であるため、16年以降はRHI法に基づくガス販売収入のみ
会社概要
- 住 所:
- Belvedere House, Basing View, Basingstoke, England, RG21 4HG
- TEL:
- +44 12 5638 1177
- 設 立:
- 2017年5月24日
- 事業内容:
- 再生可能エネルギー事業(事業オペレーション)
食品廃棄物及び農業残渣を原料としたバイオガス生産・発電・ガス供給事業
本 社
工 場
- 住 所:
- Bushy warren Lane, Herriard, Bashingstoke, RG25 2NS
SDGs SOLUTIONS
関西再資源ネットワークは、サラヤグループにおける「SARAYA SDGs SOLUTIONS」の一環として、本事業およびEU諸国における再生可能エネルギー創出事業を進めております。

互いに密接な関係にある「衛生」「環境」「健康」という3つのキーワードを事業の柱とし、より豊かで実りある地球社会の実現を目指しています。この基本理念に深く関わるテーマを中心にSDGsを企業活動目標に取り入れています。
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衛生の改善
途上国の衛生に貢献する
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医療衛生
感染症のリスクに備えた
商品とサービスの提供 -
公衆衛生
感染症の予防と健康づくり
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環境配慮
持続可能な原料調達と
地球環境の保全 -
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食品衛生
フードバリューチェーンの
構築 -
自然派のコンシューマー商品
安心・安全な自然派の商品を
お届け -
グローバルな展開
世界各国のニーズに対応
-
食を通じて健康を維持
商品開発から
サプライチェーンまで
持続可能な開発目標(SDGs)とは
人々が地球環境や気候変動に配慮しながら、持続可能な暮らしをするために取り組むための世界共通の行動目標。
国連に加盟する193カ国が合意し、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で掲げられている2016年から2030年までの国際目標です。
貧困の解消や環境保全、格差の是正など17のゴールと、169の関連付けられたターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(no one will be left behind)ことを誓っています。
